これでは携帯さえ封印しなければ…
突発SS書いてしまいました
エロは無いに等しくほんのちょびっと
松田が死んでます無理な方は読まないでくださいね!
しかも携帯から投稿したはいいものの
長いのが気になって折りたたみに来てしまった…
突発SS書いてしまいました
エロは無いに等しくほんのちょびっと
松田が死んでます無理な方は読まないでくださいね!
しかも携帯から投稿したはいいものの
長いのが気になって折りたたみに来てしまった…
■エンドオブザワールド■
「二人でいられればたとえ世界が終わっても大丈夫です!」
二人きりの捜査本部で、松田は大きく両手を広げてそう答えた。
私を好きだ、と思い詰めた様子で打ち明けられたので、それは吊り橋の恋というものだと諭したが、本気ですと繰り返すばかりで話にならない。
埒のあかない言い合いに半ば苛つき、私の納得のいく様に本気であることを論理的に説明してみろと言ってみた。
この男にそんな事ができるわけがないと知っていながら。
その答えが、これだ。
予想通りの安直な答えに力が抜ける。
「…りゅ、竜崎?」
「私は嫌ですよ、そんなの」
「そ、そうですか…でもなんで笑ってんですか…?」
「あなたが馬鹿だからです」
ひどいなあ、と松田はぼやきながら席に戻ったが、ちらりちらりと振り向いては私を伺っている。
「松田さん」
「なんですか竜崎!」
怒られた後主人に呼ばれた犬とは確かこんな顔をしていなかったか。
松田の目があまりに輝いていたので思わず目を背けた。
「…カミーユ・レガンのマカロンを買ってきて下さい」
「わかりましたすぐに!」
松田は大きな指令でも受けた様な真面目な顔で、敬礼までして駆けていった。ところが頭を掻きながら5秒とたたずに戻ってくる。
「えらく早いですね」不機嫌にそう返すと松田は更に罰が悪そうに項垂れ、上目遣いに私を見た。
「竜崎、あの…カミーユ、なんでしたっけ?」
「レガンです。青山に店舗があるはずです」
「わかりました!」
フリスビーをとりに行く犬のごときスピードで松田は見えなくなった。しかしまたすぐにそろりと扉から顔を出している。
「…今度はなんですか…」
あ、う、と松田は何度か言葉を飲み込み、決意した様に私の目を見ると叫んだ。
「世界で二人になったら僕が竜崎を守りますから!」
馬鹿だ。
世界で二人なら、敵がいない。
何から私を守るというんだ。天災か?猛獣か?
守れるわけがない。
だが、この男は本気で言っているのだろう。
「また笑って…どうせ本気にしてくれてないんでしょう。行ってきます」
今度は母に怒られた子供の様にとぼとぼと歩きだす。
私がこんなに笑う事を、自分以外知らない事実を松田は気づいていない。
それは唇の端が上がる程度のわずかな微笑みではあったが、私自身こんなに笑う人間だとは知らなかった。
松田が駆け抜けて行った扉に向かって私は呟いた。
「…馬鹿を本気で言ってる事はわかりました」
―――――――――――
それだけだ。
それからも松田は二人きりになると時に冗談に紛れ時に真剣に私に愛を呟いた。
私は愛など欲しいと思った事はない。
私は常に答えをはぐらかし、時に笑った。
だが今日は違った。
いつもの様に好きだと背後で呟かれ、今日どうはぐらかそうかと振り向くと、胸を押さえて松田が膝を落としていた。
「松田さん」
「すいません竜崎…!…す、…」
すきです、と僅かに唇が動く。
そして松田は瞼を閉じクッションフロアに倒れた。私は茫然とただ物言わぬその体を眺めていた。徐々に唇は乾き、躰が強張っていく。
「まつださん」
返事はない。わかっているのに私は何度かその名を囁いた。
第二のキラか?それとも、キラか。
「…私、そんなのは嫌だと言ったじゃないですか…」
触れた頬のあまりの冷たさに指を引いた。
わからなかったのか。二人きりならば、愛し合う二人がいるならば世界は終わりではないのだ。
お前の言う世界は終わった。
お前の世界の、残された私にとっても終わったのだ。
本当に馬鹿な男だ。
松田のスラックスのジッパーを下げると死後硬直で性器が硬くそそり立っていた。
お互いのボトムを膝まで下ろし、その上に私は腰を沈めた。
「くっ……」
痛い。苦しい。冷たい。
何故こんな事をしているのだろう。
痛みを感じたかったのか?愛を拒絶し続けたこの男の心の痛みでも感じようと思ったか。
この男に貫かれ痛みを受ける事が贖罪になると思ったか?
「あっ…あ……ああ…」
私は痛みに喘ぎながら腰を動かした。
愛など必要ではない。そんなものを得ると失った時の絶望は酷いものらしい。
世界には数十億の人間がいる。これからも生まれ、死に、繰り返す。
だが、今小さな世界が無に還ったのは確かだった。
「馬鹿……」
奇妙な喪失感を埋める様に私は松田の性器をより深く体内に沈めた。
世界は、
変わらず続いていく。
終
すみません松田殺しました…
松田さんが病気になって竜崎が手を握ってあげる話にしようと思ったのに…
屍姦はしようと思ってたから同じでしょうか?えへ!
しかし初の松Lがこれって
「二人でいられればたとえ世界が終わっても大丈夫です!」
二人きりの捜査本部で、松田は大きく両手を広げてそう答えた。
私を好きだ、と思い詰めた様子で打ち明けられたので、それは吊り橋の恋というものだと諭したが、本気ですと繰り返すばかりで話にならない。
埒のあかない言い合いに半ば苛つき、私の納得のいく様に本気であることを論理的に説明してみろと言ってみた。
この男にそんな事ができるわけがないと知っていながら。
その答えが、これだ。
予想通りの安直な答えに力が抜ける。
「…りゅ、竜崎?」
「私は嫌ですよ、そんなの」
「そ、そうですか…でもなんで笑ってんですか…?」
「あなたが馬鹿だからです」
ひどいなあ、と松田はぼやきながら席に戻ったが、ちらりちらりと振り向いては私を伺っている。
「松田さん」
「なんですか竜崎!」
怒られた後主人に呼ばれた犬とは確かこんな顔をしていなかったか。
松田の目があまりに輝いていたので思わず目を背けた。
「…カミーユ・レガンのマカロンを買ってきて下さい」
「わかりましたすぐに!」
松田は大きな指令でも受けた様な真面目な顔で、敬礼までして駆けていった。ところが頭を掻きながら5秒とたたずに戻ってくる。
「えらく早いですね」不機嫌にそう返すと松田は更に罰が悪そうに項垂れ、上目遣いに私を見た。
「竜崎、あの…カミーユ、なんでしたっけ?」
「レガンです。青山に店舗があるはずです」
「わかりました!」
フリスビーをとりに行く犬のごときスピードで松田は見えなくなった。しかしまたすぐにそろりと扉から顔を出している。
「…今度はなんですか…」
あ、う、と松田は何度か言葉を飲み込み、決意した様に私の目を見ると叫んだ。
「世界で二人になったら僕が竜崎を守りますから!」
馬鹿だ。
世界で二人なら、敵がいない。
何から私を守るというんだ。天災か?猛獣か?
守れるわけがない。
だが、この男は本気で言っているのだろう。
「また笑って…どうせ本気にしてくれてないんでしょう。行ってきます」
今度は母に怒られた子供の様にとぼとぼと歩きだす。
私がこんなに笑う事を、自分以外知らない事実を松田は気づいていない。
それは唇の端が上がる程度のわずかな微笑みではあったが、私自身こんなに笑う人間だとは知らなかった。
松田が駆け抜けて行った扉に向かって私は呟いた。
「…馬鹿を本気で言ってる事はわかりました」
―――――――――――
それだけだ。
それからも松田は二人きりになると時に冗談に紛れ時に真剣に私に愛を呟いた。
私は愛など欲しいと思った事はない。
私は常に答えをはぐらかし、時に笑った。
だが今日は違った。
いつもの様に好きだと背後で呟かれ、今日どうはぐらかそうかと振り向くと、胸を押さえて松田が膝を落としていた。
「松田さん」
「すいません竜崎…!…す、…」
すきです、と僅かに唇が動く。
そして松田は瞼を閉じクッションフロアに倒れた。私は茫然とただ物言わぬその体を眺めていた。徐々に唇は乾き、躰が強張っていく。
「まつださん」
返事はない。わかっているのに私は何度かその名を囁いた。
第二のキラか?それとも、キラか。
「…私、そんなのは嫌だと言ったじゃないですか…」
触れた頬のあまりの冷たさに指を引いた。
わからなかったのか。二人きりならば、愛し合う二人がいるならば世界は終わりではないのだ。
お前の言う世界は終わった。
お前の世界の、残された私にとっても終わったのだ。
本当に馬鹿な男だ。
松田のスラックスのジッパーを下げると死後硬直で性器が硬くそそり立っていた。
お互いのボトムを膝まで下ろし、その上に私は腰を沈めた。
「くっ……」
痛い。苦しい。冷たい。
何故こんな事をしているのだろう。
痛みを感じたかったのか?愛を拒絶し続けたこの男の心の痛みでも感じようと思ったか。
この男に貫かれ痛みを受ける事が贖罪になると思ったか?
「あっ…あ……ああ…」
私は痛みに喘ぎながら腰を動かした。
愛など必要ではない。そんなものを得ると失った時の絶望は酷いものらしい。
世界には数十億の人間がいる。これからも生まれ、死に、繰り返す。
だが、今小さな世界が無に還ったのは確かだった。
「馬鹿……」
奇妙な喪失感を埋める様に私は松田の性器をより深く体内に沈めた。
世界は、
変わらず続いていく。
終
すみません松田殺しました…
松田さんが病気になって竜崎が手を握ってあげる話にしようと思ったのに…
屍姦はしようと思ってたから同じでしょうか?えへ!
しかし初の松Lがこれって
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